1.飲尿会長

工藤幹男が妹の亜季と初めての性交渉をした翌日から、兄は妹の前から姿を消した。

ケータイも繋がらない。

亜季は悶々とした日々を過ごしていた。

―― おにいちゃん。亜季を置いて、どこへ行ってしまったの?

そんなある日、街の中で大手芸能プロダクションの会長・猪狩桃次朗にスカウトされた亜季。

―― 魅力的な女の子になれば、おにいちゃんはきっと戻ってきてくれる。また、亜季を抱いてくれる!

兄を慕う一途な気持ちが、少女の首を縦に振らせた。

猪狩会長は亜季を、自宅=猪狩御殿へと招いた。

亜季が、「オーディション会場」と書かれた紙がドアに貼られた部屋で待っていると、暫くして猪狩会長が一人のメイドを従えて入ってきた。

猪狩会長はソファーに腰を下ろすなり、「トップアイドルにしてやるから、ワシの言うとおりにしなさい」と亜季に迫る。

「ハイ。わかりました」

―― おにいちゃんの為なら、何だって出来るもん!

亜季の決意は固かった。

「では、これより第一次審査を開始する。先ずは体型確認じゃ。脱げぃ。パンツもじゃぞ」

老会長の要求に従い、緊張と羞恥で体を震わせながら全裸となる亜季。

「これ、手をどけんか。…ふむ、ええじゃろう。それじゃぁ、いよいよ最終審査に入る。今泉、例のモノを」

メイド服の美少年・今泉が透明の容器を持ってきて、亜季の前に立った。

「今からその中に、オシッコをしなさい」

「ひぅ!」

老会長の最低最悪な要求に、亜季は顔面蒼白、気絶寸前。

―― おにいちゃん、勇気をください!

「この人も、見るんですか?」

亜季は今泉を睨みつけた。

「気にせんでええ。こ奴には、心がない」

メイド服の美少年は、無表情で亜季の裸身を見据えていた。

唇を噛みしめて屈辱に耐え、尿瓶(しびん)を床に置き、その中に排尿する亜季。

音を立てて黄金色の聖水が注がれていった。

今泉が尿の溜まった瓶を回収し、猪狩会長の前に恭しく差し出す。

尿瓶に口をつけ、喉を鳴らしてコクリ、コクリと味わいながら飲み込んでいく猪狩会長。

「ワシの見込んだ通りじゃった。このコクと塩辛さは、絶品。これぞ、長命の妙薬じゃわい。ふあーふぁふぁふぁ」

脱いだ服で裸身を隠し、亜季は泣いた。





 2.露出狂少女

―― 亜季との愛を貫けば、亜季を不幸にしてしまう。オレ以外の男と、どうか幸せに!

遠く故郷を離れ、アルバイトをいくつも掛け持ちして働いて、幹男は亜季を想う気持ちを追い払おうとしていた。

同じコンビニで働くショートカットでツリ目の少女・麻田徹子は、そんな幹男に接近していく。

徹子の車で、人気の少ない早春の海岸へとやってきた幹男。

徹子からデジカメを渡されて、幹男は請われるままにシャッターを押す。

1枚、また1枚と脱いでいき、ついには全裸で砂浜に立つ徹子。

「工藤クンも、こーいうの好きなんでしょ?なんとなく分かっちゃったんだよねー。にひひ」

変態少女の痴態が、幹男の股間を蘇らせた。

「ねぇねぇ工藤クン。私、マン汁ダラダラ。ハメよ?」

「いいのかい?こちとら久々なんだ。加減なんか出来ないぜ」

「しなくていいよそんなの。にひひー」

興奮した二匹の淫獣は車の中へと戻り、お互いの体を貪った。

幹男は勃起した陰茎を徹子の熱く湿った膣壁に擦りつけ、大量の精液を子宮に注ぎ込んだのだった。

それからというもの、二人は様々な場所へと赴き、撮影し、セックスした。

ビルの屋上、公園、バスの中、住宅街の路上、商店街・・・。

投稿した写真が載った雑誌やサイトを見ながらセックスしては、次の撮影プランを練った。

半年後。

幹男は突然自分の部屋を訪れた徹子に、妊娠したと告げられる。

「赤ちゃんと三人で、露出撮影しようね〜。にひひ」

翌日から幹男はネットカフェ難民となり、自堕落な生活を続けるようになった。

ある日、彼はマッサージチェアに座って、ぼんやりとテレビの歌番組を見ていた。

その番組の中で、きらびやかな衣装に身を包んで踊って歌う一人の少女の姿に愕然とする。

炎上みるくの名で、芸能界に彗星のごとく現れた大型新人。

見間違えるはずがない、忘れようにも忘れられない最愛の妹。

「亜季?亜季!会いたい。会いたいよ、亜季ィィィー!」

涙とヨダレと鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして、幹男は号泣した。



◎麻田徹子 T156/B93(Gカップ)/W58/H86 趣味・露出


3&4



工藤幹男と工藤亜季



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