夜中に立花ケイが目を覚ますと、赤城ユカに後背位で突かれていた。 「ちょ!何してんのアンタ!」 一瞬にして、ケイは状況を理解した。 ―― ユカの部屋で飲んでて、横になってスグ、寝ちゃったんだっけ。寝てるオレを、コイツは… 「あん。暴れちゃ、ダメぇ」 ユカは腰を振りながら、ケイの耳元に息を吹きかけた。 「コ、コラー!オレは入れるのは好きだけど、入れられるのは嫌いって、知ってるだろぉ?うー」 「知ってるよ〜。アハ♪感じすぎるから、イヤなんだよね」 「ヤめろよぉ!ホント、やめ…あーッ!」 ―― ユカが、ユカがオレを、抱いてくれてる!ううう。嬉しいよぉ〜! 抗いがたい快感に支配されて、ケイも激しく腰を振る。 蜜壺の中で、二人の分泌液が混ざり合っていく。 「あッアッアッ」 「ケイちゃん、イクよ。私、ケイちゃんの中で、イッちゃう」 「だめッ!マダ、もっと、もっとユカの」 「あ!イク!」 ユカの肉棒はケイの膣から飛び出し、精液がパタパタとシーツに飛び散る。 慌ててユカは肉棒を摘んでケイの膣に再び挿入し、射精し続けた。 ケイも子宮の奥に、ユカの精液の迸りを感じながら、絶頂に達した。 背中にのしかかるユカの重さと激しい息遣いに、ケイは、この上ない幸福を感じた。 「ゴメンね、ケイちゃん。でも、ケイちゃんの寝顔見てたら、入れたくなっちゃって」 ユカの言葉に反応して、ケイのペニスからピュッと精子が迸った。 「ホ、ホントは、レナのマンコに入れたいんダロ?ご無沙汰だもんね〜」 「イジワル」 ―― やっぱり、そうだよなぁ。 ケイは、聞いたことを後悔した。 「しょげんなよ、ユカ。今度はオレが、ユカの中で射精させてもらうぜ〜!」 「ウン。いいよ。…ねぇ」 「なに?」 「キスしたい」 「ハイハイ」 ―― 好きだよ、ユカ。オレ、ユカのコト、大大大好きだから! ユカに接吻しながら、ケイは心の中で何度も繰り返し、思った。 |