醒めぬ快感の波間で、レナはマドカの様子に気付いた。 「ジュン、ベッドの方に…」 体をずらしてジュンの肉棒を膣から抜いて、レナは力の抜けたジュンの体を抱いてヨタヨタと歩き、ベッドに腰をおろした。 「マードカちゃん♪」 レナはそっとマドカの太腿に手を置いて、顔を覗き込んだ。 「イヤッ!」 マドカはプイッと顔を逸らした。 「師匠、私のこと、カワイイって言ったのに。ジュンくんも、さっき私に負けたくせに」 「負けてねーよ!」ジュンは怒鳴った。 「ひぃ!」と叫んで、レナにすがりつくマドカ。 「私ね、マドカちゃんのこと、好きよ」 「レナさん!」すかさずツッコむジュン。 ジュンに微笑み、抱きよせながら、「ジュンのことも。好き」と、レナは言った。 「どっちかっていうと、僕ですか?僕を、より、好きですか。そーいう理解で、オッケーですか」 「ちがうもん!」 「コラコラ」 グッと抱き寄せたレナの力が強すぎて、ジュンとマドカの額がぶつかった。 「アイター!」 「フニャ!」 「あ。ゴメン。…ねぇ、3人で仲良くって、できないかなぁ?」 ―― やっぱりか。やっぱりそういうことなのか。 レナは3人でのエッチを望んでいるのだろうと、ジュンは今日、部屋に入った時から想像していた。 「俺は、僕は、レナさんに気持ち良くなってもらいたいです」 眼の隅でマドカの気配を窺いながら、ジュンは小さく呟いた。 「神崎のことも、別に、嫌いってわけじゃないし」 ―― やっぱりか。やっぱりコイツ、私に惚れてるのか。 マドカは曲解した。 私の中で果てたジュンが、私を嫌いなわけがない。 そしてまた、私を可愛がってくれる師匠のレナも、自分にとって大切な存在である。 ジュンが私を好きだというのならば、私とて3人での行為を拒むつもりはない。 短い時間で、マドカは結論に達した。 ―― 私、3人で仲良く出来ないわけではないニャ。 「師匠!私、できるニャ。ジュンくんとも、仲良くするニャ」 「も?付け足しかよ!この…」 猛るジュンの唇を、レナは自分の唇で塞いだ。 忽ち、頭の中がセックスモードへとシフトするジュン。 ジュンの手が、レナの乳房へと伸びていく。 その手がピタリと止まった。 次の瞬間。 「ニャ!」 レナの乳房をスルーしたジュンの手は、マドカの乳房を揉んでいた。 どう攻めればマドカが気持ち良くなるのかを完全に把握したジュンのマジックタッチは、マドカの心を瞬時に蕩かせていく。 「フニャニャ〜」 ―― これが、ベストな選択だ。 ジュンは、マドカの乳首を摘まみながら思った。 ―― レナさんが、神崎のマンコにチンポを出し入れしてるトコ、見たいしな。 ジュンの生殖器が、交尾可能形態へと変形していった。 |