「くうッ…」 ベッドまで移動するだけの気持ちの余裕もなく、ジュンは立ったままで挿入しようと焦った。 「あッ」 バランスを崩して、二人はその場に倒れた。 尻もちをついたような姿勢になったレナの体に覆いかぶさるジュン。 そして亀頭を膣口にあてがうと、一気に貫いた。 ジュンとマドカの性行為を見て愛液で潤ったレナの陰唇は、易々とジュンの怒張を飲み込んでいく。 「あぁああっ!」 「ようやく、ようやく入れられた」 ジュンは、ほーっと大きく息を吐いて、レナの体をギュッと抱きしめた。 奥まで挿入し、動きを止めて、その感触に浸る。 「どうしたの?」 耳朶を震わすレナの囁きが、更なる快感を引き出す。 「嬉しいんです!もう、逢ってくれないかもって、思ってたから」 「バカね」 「ケータイにメールしても、返事くれないし。いつもの事だけど」 「寂しかった?ゴメンね」 「今日は、いっぱいイカせちゃいますから」 少しずつ、男根を引き抜いていく。 入口近くまで後退し、そしてまた、ゆっくりと埋め込んでいく。 「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」 「バカバカバカァ〜!ゆっくりダメぇ〜」 「好きなんでしょ?ゆっくり出し入れしながら、こうされるの」 ジュンはレナの魔羅を、指先や掌でゆっくりと撫でた。 亀頭⇔竿⇔金玉と、丹念に愛撫していく。 「はぁうぅぅー」 「時にやさしく。時に、激しくッ!」 「きゃん!」 ズン!と意表を突かれていきなり深々と男根を突き刺され、レナは軽くイッてしまった。 「乱れる姿、見せて下さい。どんどん悶絶しちゃって下さい。いきますよ!」 三浅一深。 四拍子のリズム。三回浅くピストンし、一回深く挿入する。 そして、亀頭でのGスポット擦りあげ。ジュンの得意技の一つである。 これをやると、レナは悦び、幾度も絶頂に達する。 めくるめく快感の中で、レナはあらためて感嘆した。 ―― ついこの前まで童貞だったのに。このコ、やっぱり逸材だわ。 「イ…く。イッちゃう、ジュン。イッてもイイ?」 「イッて。イクところ、見たい」 「あ!イク!イク!ウッ!あーッ!」 股間が爆裂する様に感じながら、レナは潮を吹き、射精した。 びゅうびゅうと迸る精子が、ジュンの胸や腹に飛び散る。 ジュンの腰の動きは止まらない。 「僕も、射精していいですか?レナさんのマンコで、イキたい」 「入れて。ジュンの精子、子宮に入れて」 もはや四拍子のリズムは崩れ、三拍子やら二拍子になったりしている。 「あー、イク。マンコ、すっごい気持ち良すぎ。イク。イクイクイクイクイク!イク!」 ドクッ!ドクッ!と射精しながら、尚も猛烈に腰を振り続けるジュン。 子宮に注ぎ込まれる精子の迸りを感じて、レナはまたしてもオーガズムに達した。 そんな二人を見ながら、マドカは泣きながら自慰に耽っていた。 「ジュン君のバカ。師匠のバカァ。ふええ」 |