「おにいちゃん、あの・・・」 「すまない、亜季。集中したいから、ちょっと黙っててくれないか?」 工藤幹男の目の前で、妹の亜季が全裸で横たわり、両の乳房をやんわりと掴んで足を大きく開いていた。 「美しい。美しいよ、亜季のおねだりポーズ。断言するよ。世界中のおねだりポーズの中で、一番美しい。あぁ、もうダメだ」 幹男はあたふたとズボンとパンツを脱いで、勃起した陰茎を握ってゴシゴシしごき始めた。 「じっとしててな、亜季。スグに終わらせるから。いやいやいや、スグに終わったら勿体ない。スグには終わらないけど、じっとしててな」 あられもない姿を晒す自分の間近で自慰をする兄を見つめているうち、亜季の陰唇からは蜜が一筋、トロリと溢れ出てきた。 「ぅわー。マンコ汁出てきた。マンコの穴から、お汁がヌトーって溢れてきたァ〜。くぅー。吸いてぇなーチクショウ!ブジュルルゥーって音たてて吸いてぇなー」 「おにいちゃん、亜季、我慢できない。セックスしよ?しちゃお」 「なッ!バカ言うな。兄と妹で、セックスなんてしちゃいけませんって、学校で習っただろ?」 「習ってないよ!」 「とにかく、ダメだ。せいぜいが、ココ止まりだ。おねだりポーズをネタにしての、せんずり。おにぃちゃんも我慢してるんだから、亜季も我慢しなさい!」 「じゃあ、亜季もオナニーする!」 「ダメだ。却下する。あとにしなさい!」 忙しく手を動かしながら、幹男はその申し出を否認した。 「どーして?今、おにいちゃんのオナニー見ながら、したいのー!」 「刺激的過ぎるんだよ、それは!オレがセックスしたくなるからダメ!」 「だったらスル!だって亜季、おにいちゃんとセックスしたいもん!」 「ダメだっつってんだろ!もう!じゃあ早く終わらせるから!今は堪えてくれよ!な?あとでいくらでもオナニーしていいから!」 幹男は猛烈な勢いで、赤銅色の灼熱棒を擦った。 「いいか、後生だから動くなよ?動いちゃダメだからな!もうスグだからな!うぐぐぐぐぐぐぐぅー!出るッ!」 迸った大量の精液が、亜季の腹部や乳房に降り注いだ。 すかさず亜季は自分の枕元にあったケータイを手にとって、兄の股間にカメラを向けた。 「何写してんの?」 「コレ見ながら、あとでオナニーするんだもん」 悪戯っぽく笑いながら、亜季は幾度もシャッターボタンを押した。 「ハーイ☆誘うような表情で、目線コッチくださーい♪」 「こ、こうかな?」 要求に応えながら、幹男も亜季の裸体を撮影したくなり、おそるおそる聞いてみた。 「オ、オレも写していい?」 「ダーメ!」 「ふぇぇ」 即座に断られた幹男の股間は、みるみるうちにしぼんでいった。 (おしまい) |